入れ歯、ブリッジとの違い
欠損した歯を補う方法としてはインプラント治療のほか、入れ歯と ブリッジがよく知られています。 では、これらの治療法とインプラント治療との間にはどのような違いがあるのでしょうか。
最大の違いは人工歯を装着する方法でしょう。入れ歯は欠けた部分に装着するだけ、 ブリッジの場合は両隣の歯で固定し、 橋(ブリッジ)をかけた形で装着することになります。
どちらの方法も強度にやや難があり、噛み合わせの問題や、固いものを食べにくいといった難点があります。
それに対し、インプラント治療では人工歯根を顎の骨に埋め込んだ状態で装着するため、非常に丈夫で安定した状態を維持することができます。
それから治療にかかる時間です。治療が簡単な入れ歯は短時間で済みますし、ブリッジもそれほど治療そのものに負担がかかることはありません。
しかしインプラントの場合歯肉を切開し、顎の骨に穴をあけるという施術が必要となるため、大規模な手術が必要になります。
この点もインプラントと入れ歯、ブリッジとの間に存在する大きな違いと言えるでしょう。
それから外観。インプラントは見た目は天然の歯とまったく区別がつかない美しい外観を作ることができます。 その点、ワイヤーを使う入れ歯や両隣の歯で固定するブリッジとは大きく異なります。 入れ歯、ブリッジを使っている人は見た目が気になって笑顔を見せられないといった問題点もありますが、インプラントにはそれがないのです。
このように、インプラントと入れ歯、ブリッジとの違いにはさまざまな面があるのです。
